洪水予報とは?

浸水想定とは?

予報文の例


洪水予報とは?

 「洪水予報」とは、気象台が行う降雨予測をもとに、大阪府が河川水位を予測し、洪水氾濫が起きる恐れがある場合に「洪水注意報」あるいは「洪水警報」を共同で発表するもので、市町村はじめ関係行政機関へ伝達するとともに、テレビやラジオなど報道機関を通じて府民のみなさんにお知らせします。

 

種類 意味
洪水注意報 基準地点の水位が、警戒水位を超える洪水となることが予測される、または、警戒水位を超え注意を要するときに発表
洪水警報 基準地点の水位が、危険水位程度、または危険水位を超える洪水となることが予測されるときに発表
洪水情報 洪水注意報及び洪水警報の補足説明、又は軽微な修正を必要とするときに発表

 

計画高水位 整備計画上の河川施設(ダム、遊水地、河道改修等)が完成した時に、想定する雨が降った場合における、河川の最高水位
危険水位 大雨により河川が増水したとき、上下流に比べて堤防高が低い所では、堤防が壊れ洪水氾濫が発生する。 この堤防高が低い所が[危険箇所]といい、 その堤防高から[余裕高]を差し引いた水位を、近傍の水位観測所に換算した水位を危険水位という
警戒水位 河川の増水により、堤防の漏水や洗掘等が発生する恐れのある水位を警戒水位といい、 水防団が出動して警戒に当たる水防警報発表の基準となる。 計画高水流量の5割程度の水位。
通報水位 河川水位が上昇開始し、洪水の恐れがある時に水防団が出動準備を始める水位を通報水位といい、 計画高水流量の2割程度の水位。

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浸水想定区域とは?

「浸水想定区域図」は、100年に1度の大雨などが降った場合に、洪水氾濫により想定される浸水区域と浸水深さを示した図面で、「洪水ハザードマップ」の基礎資料となるもの。

○浸水想定区域図公表の経緯

近年の治水事業の着実な進展により、大河川の氾濫による甚大な水害は減少しています。 しかし、都市化の進展に伴う人口および資産の集積により、一旦、氾濫がおこった場合の災害危険度は相対的に高まっています。 特に、住民の生活と密着した都道府県知事が管理する中小河川では、堤防の決壊などによる災害が後を絶ちません。
また、近年の降雨特性である局地的な短時間集中豪雨の頻発による災害も、毎年のように発生しています。
このような中、平成12年9月に東海地方を襲った東海豪雨では、河川堤防の決壊を始め、大きな被害をもたらしました。 この災害では、「的確な情報の伝達」、「住民の円滑かつ迅速な避難路の確保」などの水災防止・軽減において様々な課題を残しました。

○水防法の改正による浸水想定区域制度

このような課題を踏まえ、危機管理体制の充実を図るため、平成13年7月に水防法が改正されました。
その主な改正点として、「洪水予報河川制度が県管理河川に拡充」、「浸水想定区域制度の創設」があります。
浸水想定区域制度は、洪水予報河川制度を受けて、洪水予報河川について浸水想定区域の指定を義務付け、 適切な避難場所の設定等の円滑かつ迅速な避難のための処置を講じることで、 一層効果的な住民の避難の確保を図ることを目的としています。

○浸水想定区域図の活用

浸水想定区域図は、この制度の的確な運用を図るための基本資料で、 国または都道府県による浸水想定区域の指定・公表、関係市町村の長への周知の際に使用します。 また、市町村防災会議が、浸水想定区域ごとに洪水予報の伝達方法、 避難場所の確保を図るために必要な事項について定める際の基本資料となるものです。

浸水想定区域図公表の目的
浸水想定区域図には、洪水により浸水が想定される区域と浸水深が明記されており、次の目的で一般に公表しています。

危険性を知る

避難に役立てる

生活への工夫

水害で、地域がどの程度の浸水被害の可能性があるか知っていただく。

水害への関心を高め、水害の恐れがある時や水害時の避難に役立てる。

水害に強い生活への工夫に役立てる。

大阪府では、神崎川、安威川、寝屋川流域、石川、大津川、槇尾川および牛滝川を洪水予報河川として指定し、浸水想定区域図を指定・公表しました。

神崎川浸水想定区域図の説明
安威川浸水想定区域図の説明
寝屋川流域浸水想定区域図の説明
石川浸水想定区域図の説明
大津川・槇尾川流域浸水想定区域図の説明
牛滝川流域浸水想定区域図の説明

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予報文の例

 予報文は、以下のように発表されます。

大和川水系石川氾濫注意情報

    大和川水系石川洪水予報第1号
    洪水注意報(発表)
    平成28年9月20日16時25分
    大阪府・大阪管区気象台 共同発表

大和川水系石川では、氾濫注意水位(レベル2)に到達し、今後、水位は 
さらに上昇する見込み

(主文)
 石川の玉手橋水位観測所(藤井寺市)では、20日16時00分頃に、「氾濫
注意水位(レベル2)」に到達し、今後、水位はさらに上昇する見込みです
。洪水に関する情報に注意して下さい。


(雨量)
多いところで1時間に30ミリの雨が降っています。
この雨は今後次第に弱まるでしょう。
石川流域:
 20日13時00分から20日16時00分までの流域平均雨量
  55ミリ
 20日16時00分から20日19時00分までの流域平均雨量の見込み
  1ミリ

(水位・流量)
大和川水系石川の水位観測所における水位は次の通りと見込まれます。
金剛大橋水位観測所(富田林市):
 20日16時00分の現況 1.96m(水位危険度レベル1)
玉手橋水位観測所(藤井寺市):
 20日16時00分の現況 4.24m(水位危険度レベル2)
 20日16時30分の予測 4.18m(水位危険度レベル2)
 20日17時00分の予測 4.11m(水位危険度レベル2)
 20日17時30分の予測 4.07m(水位危険度レベル2)
 20日18時00分の予測 4.05m(水位危険度レベル2)

(参考資料)
金剛大橋水位観測所(富田林市)
 レベル1水防団待機水位:1.40m
 レベル2氾濫注意水位 :2.00m
 レベル3避難判断水位 :2.20m ※
 レベル4氾濫危険水位 :2.40m ※
受け持ち区間
 石川
  右岸:河内長野市高向1646番1地先町井大橋下流端から一級河川大和川
   への合流点まで
  左岸:河内長野市高向1778番2地先町井大橋下流端から一級河川大和川
   への合流点まで
氾濫が発生した場合の浸水想定区域
 大阪府藤井寺市- 大阪府羽曳野市- 大阪府富田林市- 大阪府河内長野市-
 大阪府南河内郡太子町- 大阪府南河内郡河南町- 大阪府柏原市-

玉手橋水位観測所(藤井寺市)
 レベル1水防団待機水位:2.70m
 レベル2氾濫注意水位 :3.90m
 レベル3避難判断水位 :4.60m ※
 レベル4氾濫危険水位 :4.80m ※
受け持ち区間
 石川
  右岸:河内長野市高向1646番1地先町井大橋下流端から一級河川大和川
   への合流点まで
  左岸:河内長野市高向1778番2地先町井大橋下流端から一級河川大和川
   への合流点まで
氾濫が発生した場合の浸水想定区域
 大阪府藤井寺市- 大阪府羽曳野市- 大阪府富田林市- 大阪府河内長野市-
 大阪府南河内郡太子町- 大阪府南河内郡河南町- 大阪府柏原市-

※避難判断水位、氾濫危険水位:水位観測所受け持ち区間内の第1位危険
 箇所の避難判断水位、氾濫危険水位を水位観測所に換算した水位です。

水位危険度レベル
 ■レベル1:水防団待機水位から氾濫注意水位まで
 ■レベル2:氾濫注意水位から避難判断水位まで
 ■レベル3:避難判断水位から氾濫危険水位まで
 ■レベル4:氾濫危険水位から氾濫発生まで
 ■レベル5:氾濫の発生以降

「雨量」「水位」等の情報は、下記のサイトからもご覧いただけます。
 水防情報(パソコン):http://www.osaka-kasen-portal.net/suibou/ind
ex.html
 気象庁ホームページ :http://www.jma.go.jp/

問い合わせ先
気象関係:気象庁 大阪管区気象台 気象防災部
     06−6949−6303
水位関係:大阪府
     06−6944−6167

 

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